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 グローカル第5号

 巻頭の言葉
 『グローカル』第五号の発刊にあたって

 フェリス女学院大学大学院国際交流研究科の会誌『グローカル』は、第4号まで紙媒体によって発刊してきましたが、今号からオンライン上での掲載に切りかえました。それはこの方式を用いることによって、配布先が限られる紙媒体に比べて、より多くの人々が本誌に接することを期待しているからです。
本号には、2005年度に博士前期課程を修了した4人の院生の修士論文と2006年度に博士前期過程修了予定の2人の院生の修士論文のための中間報告を掲載しました。ただし前者は修士論文の全体を掲載することが容量の点から無理であるため、修了生がもっとも力を入れた、あるいは独創性があると考えた章のみを掲載しています。それぞれの論文の原本は大学図書館に保管されていますので、全文を読むことを希望される方はそこで閲覧してください。
国際交流研究科は2005年度には、博士前期課程12人、博士後期課程3人の院生が所属していました。小規模な大学院ですが、それだけに各院生がそれぞれの研究にとりくむだけでなく、研究科全体で講演会(勉強会)や研究発表会を開き、たがいに切磋琢磨して各人のレベルを高めるよう努力しています。このうち講演会は、2006年1月28日に元津田塾大学教授の政治学者ダグラス・スミス氏を招いて「自衛隊派遣」をテーマに講演と討論を行ないました。
本大学院には、社会人として仕事をもちながら大学院で学びたい人のために(男性も入学可)、関内のYMCAにサテライト教室を開設してきましたが、残念なことに、近年、社会人の志願者が減る傾向にあります。そこで2007年度から博士前期課程については標準修業年限を4年(通常は2年)とする長期履修学生制度を導入し、社会人が自分に適したペースで学修できる環境を整えました。外に開かれた大学院をめざす本大学院に多くの方々が関心をもたれることを心から希望しております。


2006年3 月31日
大学院国際交流研究科長
石島 紀之

目次

研究報告

 

日本における華僑学校史に関する一考察
    −横浜の華僑学校を中心−

清水 智美

リプロダクティブ・ヘルス/ライツ推進における現状
    −「カイロ行動計画」の成果と課題と考察−

梅坪 和音

「内発的発展」論からみた国連の活動
    −国連開発計画による中南米地域でのガバナンス支援を事例に−

真嶋 麻子

虹口史−1920年から30年の商業文化を中心に−

金久 実央

フィリピン人看護師国際労働移動
    −国際機関の認識に関する批判的検討−

勅使川原 香世子

バングラデシュにおける人間開発として電力開発(修士論文中間報告)

五味 泰久
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