| 巻頭の言葉
『グローカル』第六号の発刊にあたって

2006年度はフェリス国際交流研究科にとって記念すべき年となりました。開設から6 年目にして初の博士号を2 名輩出しました。二人とも社会人で、仕事と両立させつつ、研究に励み、厳しい審査に合格されました。
本グローカル第6 号には、この博士論文の要旨と昨年度に博士前期課程を修了した5 名の修士論文の概要ないし抜粋を掲載しました。修士論文はいずれも院生がこの2年間かけて仕上げた力作と言えます。原本はいずれもフェリス図書館に保管されていますので、是非とも全文をご覧になって下さい。
本大学院は、当初より、専門的な学術研究者の養成とともに、高度な教養や専門的知識を備えた実務者、社会人の養成に力を入れております。とくに企業や学校等に勤務しながら、仕事上、あるいは個人的に関心の深いテーマについて本格的に研究したい方を歓迎します。男性も履修可能です。これまでに高校教員、政府関連機関職員、自治体職員等が修了され、「大学院での研究や仲間との知的な交流を通して仕事や生活に新たな視点や問題意識を見出すことができました」「長年温めていたテーマについて研究するという希望が実現しました」と感想を述べられています。
2007年度からは、さらに社会人が履修しやすいように「長期履修制度」「修了レポート」という新たな試みをスタートさせました。長期履修制度では、博士前期課程の履修期間が通常の2年から4年になります。修了レポートは、修士論文の代わりに選択することができます。自らのライフワークについて、仕事をしながら、あるいは定年後に、マイペースでじっくりと追究したい方はチャレンジしてください。学位の取得とともに、他の院生や教員との知的交流や人間的な触れ合いを通して、履修過程そのものを有意義なものとしていただきたいと思います。
2007年4月6日
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