来館・利用のご案内交通案内

 第一群 グローバリゼーション研究

 歴史の巨大な変化とともに進展を続けているグローバリゼーション。そこには多くの難題が立ち現れています。情報技術革命が要請する専門能力をつけた階層とそうでない階層の社会的格差の拡大、地球規模での環境問題の深刻化、中心地域への富の一極集中と周辺地域での貧困の累積、短期資金の急激な移動による地域経済の破壊、宗教や文化の違いと結びついた民族紛争の激化、これらの難題の出現自体が、一国を単位とする発想だけではグローバル化した現代の諸問題に対処することができなくなったことを告げています。
 ヨーロッパ諸国連合(EU)は通貨統合にまで歩みを進めました。アジアでは東南アジア諸国連合(ASEAN)が将来の政治・経済的統合に向かって模索を続けています。現在、国際連合を始めとし、各種の超国家機関がグローバリゼーションの進展に対応しつつ、その活動を強化しています。
 国家について新たな役割が模索されていることも見落とすことができません。グローバル化した超国家資本の活動が引き起こす地域社会の生活基盤破壊に対しては、国家政策的対応が必要であり、また雇用確保・職業再教育・失業保険等々からなる社会的セーフティーネットの整備が不可欠となります。こうした諸課題には、国民国家を単位とする対応が要請されます。国民国家は消え去るのではなく、グローバリゼーションに対応して再編され、新たな課題を担うようになるでしょう。
  「グローバリゼーションと国民国家の変容」を主要な研究課題とする第一群「グローバリゼーション研究」では、理論的分析力の涵養に力点を置き、主要な研究対象として次の三つのテーマをあげています。
 「グローバリゼーションと現代社会」
 「グローバリゼーションと国際関係」
 「グローバリゼーションと社会運動」 グローバリゼーション研究 教職員プロフィール

 第二群 グローバリゼーションと地域社会

 現代世界の状況を見据えるためには、グローバリゼーションの過程に不可避的に組み込まれつつある諸地域についての現場に即した、虫瞰図的なアプローチが必要です。地域社会・地域文化についてのローカル・ノリッジを伴わないならば、グローバリゼーション研究は表面的な上滑りの議論に終わることとなります。本研究科は「グローバリゼーション研究」と密接に関わる2本目の柱として「グローバリゼーションと地域社会」を立てています。
 この第ニ群では、主要な研究対象として次の二つのテーマを掲げています。
 「グローバリゼーションと地域社会」
 「グローバリゼーションと地域文化」 グローバリゼーションと地域社会 教職員プロフィール

 第三群 グローバリゼーションと日本

 この第三群では、最も身近な日本を対象として国際的な関連の中にある社会諸現象をその具体性において理解することを目的としています。私達が生活している日本という場所は、グローバリゼーションの時代を研究するための、最も身近で最も豊かなフィールドです。私達の現代の生存は過去の歴史と深くかかわっており、過去の歴史は未来の在り方を問うための避けることが出来ない要因です。こうした歴史的視点を見失うことなく、日本という場所をグローバルな諸条件の交錯するフィールドとして捉え、日本社会が直面している諸問題の研究に取り組んでいきます。主要な研究対象として次の二つのテーマを掲げています。
 「グローバリゼーションの中の日本」
 「グローバリゼーションと日本の社会問題」 グローバリゼーションと日本 教職員プロフィール

Copyright (C) 2005 Ferris University. All Rights Reserved