高柳 彰夫
 Akio TAKAYANAGI

研究分野

国際関係論

テーマ&メッセージ

 現在の国際社会におけるNGO・市民社会組織の役割について研究しています。特に国際開発協力に携わるNGOを主な研究対象にしています。NGOは「非政府」組織ですが、政府や国際機関との連携も盛んになっています。これまでカナダの事例を中心に、NGOが政府から資金を得ることと、NGOの市民社会の組織としての独自性を持つことをどう両立させていこうとするのか考察してきました。

学歴

1985年 一橋大学法学部卒業
1991年 一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得

主要業績

高柳彰夫『カナダのNGO−政府との「創造的緊張」をめざして』明石書店、2001年
高柳彰夫、ロニー・アレキサンダー編『私たちの平和をつくる−環境・開発・人権・ジ ェンダー』法律文化社、2004年
馬橋憲男、高柳彰夫編『グローバル問題とNGO・市民社会』明石書店、2007年
遠藤誠治、小川有美編『グローバル対話社会−力の秩序を超えて』明石書店、2007 年(共著)
臼井久和、馬橋憲男編『新しい国連−冷戦から21世紀へ』有信堂、2004年(共著)
高田和夫編『新時代の国際関係論−グローバル化の中の「場」と「主体」』法律文 化社、2007年(共著)

■講義情報
 国際機構論
国際社会の共通の利益や価値の推進をめざす国際機構の役割を抜 きに現代の国際社会は理解できません。この科目では、参加する院生の研究分野を 踏まえながら、日本語・英語の文献を用いて国際機構を取り巻く諸問題を検討しま す。平和構築と国連、経済開発・社会開発と国際機構、人権と国際機構、環境と国際 機構、国際機構と市民社会の関係など受講者の希望に応じてテーマを設定します。
 開発経済論
世界の14億人が「絶対的貧困」状況におかれる中で、「開発」は 国際社会の重要な課題の一つです。従来開発というと経済成長や近代化・工業化と考 えられてきましたが、近年では人間の中心にすえ市民参加を重視する「人間開発」 や「社会開発」の考え方が強まっています。この科目では参加する院生の関心も考 慮し、また人権・ジェンダー・環境といった諸問題との関連も考えつつ、国際開発に 関わる諸問題を内外の研究成果(日本語・英語)を読みながら考えます。

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