石島 紀之
 Noriyuki ISHIJIMA

研究分野

中国近現代史

テーマ&メッセージ

 中華民国後期(1927年〜49年)、とりわけ日中戦争時期の中国の基層社会の状況、およびそれと国家との関係。中華民国後期は国民党政権による基層社会への統制が強化された時期であり、同時に日本との戦争が基層社会に強い圧力となってのしかかった。また共産党は独自のやり方で基層社会の掌握を試みた。それらの上からの動きは基層社会をどのように変化させ、逆に基層社会はそれにどのように対応したかという問題を都市を中心に研究している。

学歴

1963年 東京大学文学部東洋史学科卒業
1965年 東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了

主要業績

『雲南と近代中国』(単著)青木書店、2004年
『重慶国民政府史の研究』(共編)東京大学出版会、2004年
「ナショナル・ヒストリーを超える日中戦争史をめざして」『歴史評論』第689号、2007年  

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■講義情報
アジア地域社会研究、日中関係の歴史と現在
現在の中国は、改革開放政策の進展、市場経済の導入、および国際経済への参入によって大きな発展をとげているが、同時に格差の拡大、環境の悪化、民族矛盾など深刻な問題をかかえている。また日中関係は改善の方向がみえているが、なお解決すべき多くの問題が存在する。授業では、「アジア地域社会研究」では現在の中国に関する、「日中関係の歴史と現在」では日中関係に関する最新の研究書を読み、これらの問題についての認識を深める。

■指導修士論文タイトル
・日本における華僑学校史に関する一考察――横浜の華僑学校を中心に――
・虹口史――1920年〜1930年の商業文化を中心に―― (2005年度修了生)


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