上原 良子
  Yoshiko UEHARA

研究分野

フランス現代史・ヨーロッパ統合論

テーマ&メッセージ

 フランスとヨーロッパ統合:ナショナリズムと自己主張の強いフランスが、なぜヨーロッパ統合を推進しているのか、ヨーロッパ統合の歴史と現状から研究しています。「フランス的特殊性」とは何か、また「ヨーロッパ的なるもの」、ヨーロッパ的価値・規範とは何か、を考えています。
趣味:話すこと、食べること、泳ぐこと。

学歴

1988年 東京女子大学 文理学部 史学科 西洋史専攻
1995年 一橋大学 大学院 社会学研究科 博士課程

主要業績

「『ヨーロッパ文化』と欧州審議会の成立」『国際政治』第129号特集「国際政治と文化」、2002年
「フランス人はアメリカ人になれるのか?―戦後フランスにおける経済の『近代化』とアメリカニゼーション―」油井大三郎、遠藤泰生編『浸透するアメリカ/拒まれるアメリカ』東京大学出版会、2003年
「フランスのヨーロッパ政策―イラク危機から拡大、欧州憲法条約へ」
東京大学DESK編『国際関係の中の拡大EU』信山社、2005年

■授業内容
 ゼミでは、フランスの歴史や現代の国際関係、またEUについて学んでいます。フランスやEUにおける、農業問題や、経営問題、食文化(マクドナルド、スターバックスの普及)や、メディアのあり方など、様々な論点から、グローバリゼーションおよびアメリカニゼーションの功罪、そしてフランス、ヨーロッパの特性とは何かについて議論しています。

*講義情報* 「ヨーロッパ統合論」
EUは、国家を超える「スーパー国民国家」となるのか?
それとも新しい地域共同体を創造しているのか?
現在ヨーロッパでは、将来のEUを骨格ともなる欧州憲法条約の批准をめぐり、激震が走っています。
統合をリードしてきたはずのフランスは、なぜ「ノン」を突きつけたのか?
グローバリゼーションの中で、EUの東方拡大は何を意味するのか?
EUはアメリカにかわる新しいモデルとなりえるのか?
講義では、ヨーロッパ統合の思想、歴史、その独特の政策、そして加盟各国の諸事情を考察しながら、ヨーロッパの「明日」を考えてみたいと思います。


■ゼミ生からのメッセージ
 少人数のゼミなので、和気あいあいと自由に発言することができます。発言には、やはり各自の個性が反映されていますね。個性的で楽しいメンバーです。ゼミ後もおしゃべりが弾み、一緒にお食事に行くこともしばしばです。 (2001年度入学 S.K.)


■活動
・2003年9月18日からゼミ旅行。
9月の中旬も過ぎたころ、ゼミ合宿で湯河原に行きました。3,4年生に加えてOGの先輩も参加し、初日のランチより、おしゃべりで盛り上がりました。
合宿では比較的時間もゆったりしていたため、各自の卒論報告に加えて、参加メンバー全員から、面白いといった意見から、批判的意見、また自分一人では気づかなかった視点等、様々なコメントをもらい、議論を深めることができました。
夕食の時間には、よく食べる魚や家庭料理の違いから、改めて地域・地方の差を実感。またその後の飲み会では、友達のこと、就職のことから、普段じっくり話すことのない話題まで、夜遅くまで話はつきませんでした。
大学で、顔をあわせて軽く挨拶するだけの関係もよいですが、寝食をともにして、あれやこれやととりとめもなく話し、共通の時間をもつことができたため、大学生活の良い思い出になったと思います。(2001年度入学、S.M.)


■卒論タイトル一覧
2003年度卒業生
「フランス経済の現在と未来、EUとグローバリゼーションの間で」(M.H.)
「フランスにおけるアメリカニゼーション、『アメリカ』とフランス社会の変容」(A.T.)
「フランスにおける移民問題」(Y.I.)
「フランスにおける教育の諸相―エリート主義と平等主義」(J.K)
「ラグジュアリーブランドビジネスの再構築―LVMHビジネスモデルの検証」(S.S.)

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