矢野 久美子
 Kumiko YANO

研究分野

ヨーロッパ現代思想

テーマ&メッセージ

 ハンナ・アーレントの思想をおもな手がかりとし、ドイツの政治文化を一つのフィールドとしながら、20世紀の時代経験(総力戦、全体主義、亡命状況、大衆社会、技術的知識の問題性など)について考えること、そして、全体主義以後の世界における人間の共生はどのような言葉で表現することが可能なのかを探ることを、研究テーマとしています。

学歴

1987年 東京外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒業
2001年 東京外国語大学大学院地域文化研究課博士後期課程修了(学術博士)

主要業績

『ハンナ・アーレント、あるいは政治的思考の場所』(みすず書房、2002年)
「「オアシスの呼吸法」―ホッファーとアーレント」(『エリック・ホッファー・ブック―情熱的な精神の軌跡』、作品社、2003年)
「ハンナ・アーレントと自然―「文化の危機の観点から」」(『国際交流研究』第6号、2004年)
「都市の亡命者と「友情」」(『都市的遭遇とコスモポリタンな社会をめぐる学際的研究』、2006年度フェリス女学院大学学内共同研究報告書、2007年)
翻訳:ハンナ・アーレント『アーレント政治思想集成』1・2(共訳、みすず書房、2002年)
翻訳:エリザベス・ヤング=ブルーエル『なぜアーレントが重要なのか』(みすず書房、2008年)

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■講義情報
 ハンナ・アーレント、ヴァルター・ベンヤミン、ジョルジョ・アガンベンなどを中心に、ヨーロッパ現代思想を、@周辺的議論をおさえるA丁寧にテクストを読み込み解釈するB受講者の問題意識とこれらの思想の接点をさぐる、といった仕方で、学んでいます。

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