横山 安由美 Ayumi YOKOYAMA
研究分野
ヨーロッパ文化論
テーマ&メッセージ
ヨーロッパの文学を、当時の思想・宗教などとの関連から考えます。専門はフランス中世、とりわけアーサー王物語や聖杯伝説の生成過程を扱っています。表象、歴史、ジェンダー、神秘主義なども研究のキーワードであり、言葉や画像といった表象が、どのように機能し、どのように制度化されてゆくのかに興味をもっています。
学歴
1987年 東京大学 文学部 フランス語フランス文学科 1994年 東京大学大学院人文科学研究科 博士課程修了、博士(文学)
主要業績
『中世アーサー王物語群におけるアリマタヤのヨセフ像の形成――フランスの聖杯物語――』溪水社、2002年 『はじめて学ぶフランス文学史』(共著)、ミネルヴァ書房、2002年 『グノーシス 陰の精神史』(共著)、岩波書店、2001年『フランス中世文学を学ぶ人のために』(共著)、世界思想社、2007年
■講義情報 ヨーロッパの文化表象 (フランス現代文化論)本講義では、毎年現代フランスの思想家を一人ずつ取り上げ、その世界観を考えます(バルトの表象論、デリダの他者論、ロワイヤルの日本文化論など)。今年度は、34歳でその生涯を閉じた大戦中の女性思想家シモーヌ・ヴェイユのフランス語テクスト『神を待ち望む』を詳細に読み解きつつ、ヴェイユにおける「神」の問題を考察します。キリスト教の神とどう違うのか、日本的な宗教観との共通性とは何か、などの観点から見てゆきます。