並木 真人 Masahito NAMIKI
研究分野
日朝関係論
テーマ&メッセージ
日本の植民地期を中心とする朝鮮の政治・社会・経済・文化などを専攻しています。最近は、植民地近代性(Colonial Modernity)や対日協力(Collaboration)といった問題を追究しています。また、韓国や北朝鮮の現状および日本との関係、さらに歴史認識や歴史教育の問題にも関心を寄せています。
学歴
1980年 東京大学教養学部卒業 1987年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学
主要業績
「大衆の国民化と民族化―植民地期朝鮮の事例から」『国際交流研 究』(フェリス女学院大学国際交流学部)第9号、2007年 アンドレ・シュミット『帝国のはざまで―朝鮮近代とナショナリズム』(共 訳、名古屋大学出版会、2007年) 「「植民地公共性」と朝鮮社会」(朴忠錫・渡辺浩編『「文明」「開化」「平 和」―日本と韓国』慶応大学出版会、2006年)
■講義情報 植民地期を中心とする朝鮮近現代史をめぐる研究状況は、現在大きく変 動している。韓国における膨大な数の著作の公刊、中国やロシアにおけるさまざま な資料の公開、米国における新たな歴史理論の提唱などが、その顕著な傾向として 指摘できる。それに引き換え、日本における研究は不振であると言わざるを得な い。その要因の一つとして、旧宗主国意識に安住して、問題意識の尖鋭化を疎かに してきたことが指摘できる。本講義では、何とかグローバル・スタンダードに追い つくべく、最尖端の研究状況を紹介し、その理解に努めることから始める。そし て、海外の論者とも対等に議論し合える能力の獲得を目指す。