常岡(乗本) せつ子
 Setsuko TSUNEOKA

研究分野

比較憲法論

テーマ&メッセージ

 憲法とは、公権力の担当者が勝手な政治を行って国民一人ひとりの尊厳を侵害することがないよう公権力の担当者に課した手枷・足枷です。こうした役割を果たす憲法が人類史上登場したのは、18世紀末の欧米においてでした。その後憲法は20世紀に社会福祉国家理念を取り入れたものへと変容し、現在では、多くの資本主義国が個人の尊厳を中心的な価値とし、基本的人権を保障した憲法をもっています。しかし、具体的にどのような手枷・足枷を公権力の担当者に課しているかは、時代によっても、国によっても異なります。
 比較憲法学とは、憲法を縦(時間)と横(空間)において相互に比較検討する学問です。

学歴

1976年 一橋大学社会学部卒業
1983年 一橋大学大学院法学研究科 博士後期課程中退

主要業績

『日本国憲法をよむ』(共著)柏書房、1993年
「平和主義―九条は生き延びるか」(共著)『いま、憲法学を問う』日本評論社、2001年
「武装力の行使を伴う国際活動への参加と憲法第九条」(単著)『ジュリスト』1149号(1999年2月1日号)
「裁判官弾劾」(単著)『憲法判例百選U[第四版]』(1999年10月)
「ポルノ規制―表現の自由から違憲でいいか?−」(単著)『法学セミナー』503号(1996年11月号)

■講義情報
 外国語で書かれた文献を、受講者と相談のうえ選択し、読みすすめています。
 どのようなテキストを読むかは、受講者がどのようなテーマで修士論文等を書こうとしているかによって決めています。
■指導修士論文タイトル
・日本における女性の法的・社会的地位

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