憲法とは、公権力の担当者が勝手な政治を行って国民一人ひとりの尊厳を侵害することがないよう公権力の担当者に課した手枷・足枷です。こうした役割を果たす憲法が人類史上登場したのは、18世紀末の欧米においてでした。その後憲法は20世紀に社会福祉国家理念を取り入れたものへと変容し、現在では、多くの資本主義国が個人の尊厳を中心的な価値とし、基本的人権を保障した憲法をもっています。しかし、具体的にどのような手枷・足枷を公権力の担当者に課しているかは、時代によっても、国によっても異なります。
比較憲法学とは、憲法を縦(時間)と横(空間)において相互に比較検討する学問です。
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