田丸 理砂
 Risa TAMARU

研究分野

ドイツ語圏文化研究・ジェンダー論

テーマ&メッセージ

 ドイツ言語圏の文化を中心に「女性と表現」について研究しています。現在は、1920年代から30年代にかけて世界各地の大都市で見られた「モダンガール」現象について、特にベルリンに注目し、近代都市と女性の問題に取り組んでいます。最近はマスメディアの発達や急速な都市化のなかで写真や建築の分野に進出していった女性たちにも注目しています。

学歴

1996年 東京都立大学 人文科学研究科博士課程単位取得満期退学

主要業績

『ベルリンのモダンガール』(編著)三修社、2004年
(Un)Bequemlichkeit in der geschlechtlichen Dualitat. Vorstellungswelt eines Ehemanns in Margit Schreiners “Haus, Frauen, Sex”『オーストリア文学』21号、オーストリア文学研究会、2005年
「おとなのための子ども、あるいは女の子の物語」2005年度フェリス女学院大学学内共同研究『ジェンダーと表現―「女性に対する暴力」を無くすためのもう一つの視点からの試み―』報告書、2006年
「女の子が女の子に憧れる話―『百まいのドレス』、『少女イエラ』、『私小説from right to left』をめぐって」2006年度フェリス女学院大学学内共同研究『ジェンダーと表現―「女性に対する暴力」を無くすためのもう一つの視点からの試み―』報告書、2007年
「マルガレーテ・シュッテ=リホツキィとフランクフルト・キッチン―システムキッチンを考案した女性建築家―」2006年度フェリス女学院大学学内共同研究『都市的遭遇とコスモポリタンな社会をめぐる学際的研究』報告書、2007年

■講義情報
 ヨーロッパの文化とジェンダー(近代都市とジェンダー)
 本講義では、ヨーロッパ文化とジェンダーの係わりを、具体的な作品や論文に触れながら考察していきます。
  本年度は近代都市空間に注目し、近代都市とジェンダーの関係を探ります。近代都市の誕生とマスメディアの発展はこれまでのジェンダーのあり方を揺るがすとともに、他方では新たな形で従来のジェンダー構造を構築していくことになります。具体的にはいくつかの都市論(クラカウワー、ベンヤミン、多木浩二など)を読み進め、近代都市とジェンダーの係わりを考察していきます。  

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